|
tomoyoshi date "human being" |
|
|
01: |
a daily conversation between strings and a finger's stomach ― 指の腹と弦の日常的な会話 |
|
02: |
sunnyside suns and sands ― 太陽の横の太陽たちと砂たち |
|
03: |
a supermarket in the woods ― 森の中のスーパーマーケット |
|
04: |
a water's game in the limestone cave ― 鍾乳洞の中の水たちの戯れ |
|
05: |
two songs floating inside and in front of Mark's apartment ― マークの家の前と中に浮かんでいる二つの歌 |
|
|
|
|
イマジネーションとノスタルジアに彩られた、アコースティックな電子音楽。
暖かい情景を喚起させる、センシティヴでイノセントなサウンド・スケープ。 |
|
|
■収録曲数 全6トラック
■トータルタイム 42:13
■フォーマット CD
|
|
|
|
|
Opitope(オピトープ)やソロ名義での活動で知られ、その動向に注目が集まっている電子音楽家、伊達伯欣のファースト・アルバムである本作は、暖かみのある繊細なアコースティック・サウンドとオーガニックな電子音が絡み合う、極上のトリップ・ミュージックである。
ウクレレ、ピアノ、アコースティック・ギター、ヴィブラフォン、ハーモニカ、アコーディオン等の生楽器のシンプルな音色は、様々な場所でフィールド・レコーディングされた環境音、子供達の話し声や雑踏と重なり、感受性剥き出しの無垢な感性と、繊細で冷静な視線が同居した、心を揺さぶるような、まさに『human being』(人類/人間)というタイトルに相応しい壮大な人間讃歌となった。
自然と耳に入ってしまう旋律はまさに奇跡的な美しさで、エリック・サティやドビュッシーのような瑞々しさとイマジネーションを喚起させ、記憶と感情に穏やかに染みこんでくるような感覚を覚える。洗練された繊細さと、あどけない大胆さをあわせ持つ本作はまさに全ての人類に捧げる不朽のアンセムといえるだろう。 |
|
|
|