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release
flycd 07
Luis Nanook "Place"
tomoyuki date "human being"
miho folio "everyday trip"
miho folio "bragile"
Masayasu Tzboguchi Trio "Radio - Acoustique"
mas "steppers +"
trico! "love home"
kazumasa hashimoto "epitaph"
mas "turn"
dill "wyhiwyg"
omb "oral / method"
hidenobu ito "first love"
v.a. "out"
 
 
 
love home
trico! "love home"
01: 普通のしあわせ / happy daily life
02: inner garden
03: garnet
04: 眠りの深いところ(piano)/ in the deepest sleep
05: Lull
06: 美味しいものを / serve all
07: 愛おしいものを / love all
08: a drop of_
09: 眠りの深いところ(accordion)
/ in the deepest sleep(piano)
 
10: forest for rest  
11: Johnson  
12: fine, cloud, wet, shine
13: 本と猫の時間 / It's time for a book and the cat  
14: blanket  
全14曲収録 / トータルタイム42:09
¥2,310(税抜価格¥2,200)
Written and Produced: trico!
Mastering: Takehiko Kamada
Sleeve Design: ATsystems
Features: Cinq (Noble), Joseph Nothing (Romz), Yusuke Onishi
しっくいの壁。すりガラスの窓。使い込まれた家具。そして静かな町の空気。
古い一軒家に彼女は住んでいる。手入れの行き届いた小さな庭には猫があつまって帰宅した彼女を迎える。毎日の料理づくりのように、日常とともに音楽は生まれる。彼女のそばにあるアコーディオン、トイピアノ、足踏みオルガンなどの楽器たちは彼女の素朴で穏やかな声が歌うとき、安心したかのような暖かい音色を奏でる。
本作は、そんな彼女の“home”に招かれたcinq(noble)、joseph nothing(romz)らが彼女の素朴でノスタルジックな音色、椅子のきしみや木漏れ日が見えるようなフィールドレコーディングにエレクトロニック・サウンドを味付けした穏やかで彩り鮮やかな作品となった。 彼女の愛すべき“home”。そこで流れる緩やかな空気と時間に耳を傾ける時、初対面の緊張感はいとも簡単にほどかれて、すべてを預けたくなるような安心感に包まれることだろう。
>> trico!インタビュー
>> trico!本人による"Love home"全曲解説
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photo of trico
profile
幼少よりピアノに親しみ、遊びながら作曲を始める。大学在学中に某メジャーレーベルからバンドのキーボード、作曲を担当していくつかの作品をリリース。24歳の時、アコーディオンを木島久恵氏に師事。アコーディオンでの活動がメインとなる。現在までに良原リエ名義でアコーディオン、ピアノ、コーラスなどでYae、さねよしいさ子、Jessica、その他多くのアーティストのライブや作品に関わる。
平行して、自主製作でホール録音のピアノのソロアルバム「ウォータークレス」(1999年)、アコーディオンのソロアルバム「RIEACCORDION'MEMU'」(2001年)をリリース。
最近はデザインにひかれてレトロなアコーディオン、トイピアノ、トイオルガンなど、味のある楽器を多数コレクションしており、それらの持つアナログな空気感がtrico!の音楽性をより際立たせている。また、オオニシユウスケとの音響系ユニット『small color』、バイオリニストのHONZI、上々颱風の西村直樹らとトイ楽器を使ったユニット『たまご』としても活動中。
tricolife : http://www.tricolife.com
 
comments
良原リエは自分の音楽を奏でながら、気がつくと音符と音符の隙き間で、料理の音や表で遊ぶ子供たちの声に耳を傾けていたりする。彼女が耳を傾けるのは、ありふれた日々の暮らしの中に潜む、そんな美しい響き。彼女はとても静かに演奏してくれるから、ぼくらもその響きを聞き取るんことができるんだよ!! trico! の"Love home"は、たったひとりで黙想に耽っているかのようなアルバムだが、不協和音のアコーディオンのドローン、どこまでも抑えられたビート、やさしく繰り返されるピアノの調べ、そしてそっと囁くような歌声で作り上げられた、フィールド・レコーディングによるこの個人的な作品からは、一軒の家がはっきりと浮かび上がってくる。良原リエの家には、いつも目に見えないたくさんの来客がいて、彼らと一緒に彼女は素敵な音を生み出している。
ダニエル・リトルトン(ida)
歌も生楽器もエディットされた電子音も、ともすると散らばっちゃいそうなのに、ちゃんとリエさんの「好き」で束ねられていて、やっぱりリエさんの音になってるんですね。
好きな本をよんだり、おいしい料理を作ったり。たまには奮発して、いつもよりちょっといいお茶をいれてみたりもする。このアルバムにはそんな等身大で穏やかで素敵な暮らしの空気が詰まっています。
cinq(noble)
初めて彼女の音楽に触れた時の事を思い出します。まるでアコーディオンが生き物のように息吹きをしてる様まで聞き取れるとても力強く、それでいて繊細で美しい楽曲に圧倒され、同時に抱き締めたくなるほどの可愛い雰囲気が漂うどこの国のものでもない音楽に夢中になってました。彼女の世界に触れた皆さんも間違いなくそういう体験をされるでしょう。
joseph nothing(romz)



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