omb "oral/method"
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全12曲収録、トータルタイム55:58
オリジナルムービー収録(QuickTime5.0.2以上必須)
価格¥2,310(税抜価格¥2,200)
Produce:
Kei Komatsu
Mastering:
Zengyo
Sleeve Design:
ATsystems
Movie:
D.B.D
kei komatsuによるソロ・プロジェクト、omb(オム)のファースト・フル・アルバム。2002年発表。 CPU上でのソフトウェアの緻密なプログラミングと、そのミステイクとを巧みに用いて生成されるキュートでエモーショナルなシャッフル・ミュージック。クリック音、エラー・ノイズ、サイン波、トランスフォームされた様々なサンプル音など、あらゆるサウンド・ソースと清涼感あふれるエモーショナルな発振音が交錯し、懐かしさと未来感が同居したような絶妙のアンビエンスが漂う。ソリッドでミニマルでどこか切ないエレクトロニック・ポップ・ソング集。
profile
十代の中頃、初期テクノに影響を受け本格的に音楽制作を開始。その後、よりエクスペリメンタルなテクノ、現代音楽、アヴァンギャルド等の洗礼を受け、20歳頃から完全にコンピューター・ベースでの制作スタイルに移行。エンジニア学校に通うかたわらCM音楽等も手掛け、'02年、日本の本格派アナログ12インチ・レーベルO-Parts recordingsの「003」、「004」。気鋭のエレクトロニカ/音響系レーベル、plopのコンピレーション「micro blue」に参加。ライブにおいては大胆に映像を導入するなどますます活動の幅を広げてきている。
comments
彼の音楽の好きなところは、涼しく清々しいところである。クールでありながら、どこか人なつっこく、茶目っ気たっぷりの彼の作品は、まるで氷で積み木遊びをしている子供のようだ。彼は瞬発力で曲を作るという。その「やりっぱなし感」が無防備でいて、実に心地よいスキをつくり出している。何度と聴いているうちに、彼のキャラクターそのものであることに気付いた。年齢的にもかなり若く、自分のありのままの姿を表現できる等身大の彼の今後が楽しみでならない。
Mondii (plop)
とうとう出たね、小松桂ことombファーストアルバムその名も「oral/method」。ブリキのオモチャみたいな質感で特にこのアルバムを聴いて思ったのは半壊した子供型ロボットがombワールドっていう公園の砂場で遊んでたり何人かでワイワイ演奏してて、一見楽しそうに見えるんだけど、でもよく見ると結構危険で、鋭い感じがするんだよね。そのロボットには。おまけにそいつらよく切れそうな、包丁みたいな物やノイズを投げ合ってたりしてて、このアルバムの中のombワールドは結構すごい事になってるよ。
DJ Daikei (o-parts recordings)